日は沈んで月夜が空洞の真空に浮かんだとして
それでも明けない夜はないと訴えかける声に
切ない心で闇夜を越えてゆけ
今一度苦しみを越えてゆけ
現実(リアル)だけが全ての世界で
涙を流しても歩みは止めない
再生の朝を待ち続ける
星の巡りは禍々しくとも
黎明の美しさを思い描いて
直向きな希望を抱いて
誰もが迎えられる平等な明日を
その手につかめばいい
この宵の時も無駄ではないから
全てを糧にしてでも
未来を勝ち取るんだ
月夜ど晴れ間の陽光は
隠れては現れ輝く
まるで輪廻の様に
漆黒に響く音楽