2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
どうも、風邪で高熱出していて仮死状態でした平です。 いや、まさに痛恨の極みですね、、。 緊急事態宣言が開けたニュースをしみじみ眺めてたその夕方になんと急な高熱画でてですね。 肺炎はなかったものの熱は39.7分、息が何もしなくても上がる結構なしんど…
それから晩年にかけて。彼は逆境から這い上がり、その生涯を名声とともに終えた。 彼を惜しむ声は各地から止むことなく届き、彼のことは誰もが認めるものとなった。 彼と一生を共にした私、ことミリアッシュは長い月日を伴侶として過ごし、そのすべての行動…
今日は天気も久々によく、朝珍しく普通に起きることもできていました。 日中も食品の買い出しに出て、ついでにテイクアウトの昼ごはんを車内でつまみ。 母とでかけてましたが。 (ああ、何だかこんな何気ない平穏な日は貴重だな)なんてぼやっと考えてます。…
私はすぐさま彼のもとを再び訪ねて彼に言った。 あなたはこんな位で折れてしまう人間じゃない。 私はずっと見続けていたのだから。 すると彼は憔悴しきった眼で私に言った。 「あんなに怒鳴ってしまったというのに、ミリーは優しいね……でも世間は僕の作品を…
何日か沈んだ日が続き、涙が枯れきった私は強い気持ちに燃えていた。 こんなので諦めたくはない。 彼を支える私のやるべきことは一つ、彼を立立ち直らせる事だ。 私は最初から彼のファンで彼を見守り、後ろから支える。 彼の応援者なのだ。 彼が沈んで辛いと…
最近は勉強のため読書に励んでます。 どうも平です。 突然ですが夢って皆さんには昔ありましたか。 それは叶えましたか? 中々叶えられない方もいるのではないですか。 思いますが夢って何も正規ルートだけではないと思います。 例えば小説家なら賞に応募し…
私が気持ちを新たにした頃。 彼に災難が降り掛かかり始めていた。 彼が描いた新しい柄があまりに極端な表現をしたため誹謗中傷を浴びてしまうことになったのだ。 彼は自身の唯一の誇りだったものを思いっきり貶されて心に傷を追った。 本当に見てられない位…
私はある日に、時彼の共通の知り合いでもある画家の先生の奥様に話を持ちかけた。 私は彼に一体何がしてあげられるのか、そして私は彼の大切な一部に成れるのか。 奥様はにこやかに私に言葉をかけてくださった。 「あら、ミリアッシュさんも乙女ですね? 私…
その後、彼は過去の分を取り戻すかのようにどんどん力をつけて一部界隈ではうんと有名になった。 私はというと、相変わらずそばで彼の身の回りの手伝いをしていた。 まあ、絵を描く以外は冴えない彼なので、彼のどんくささに時々喧嘩もするけど、相変わらず…
やがて彼の努力は実るときを迎えた。 彼の作品はとある著名な画家の眼に留まり、彼はその画家の後追しで小さな個展を開いた。 彼の描く色合い、独特の世界は個展に訪れた人を魅了した。 彼は満足げに観覧するお客さんを見ていた。 私もそんな彼を見て誇らし…
唐突ですが皆様は過去に悔いる時はありますか? 聞かれれば大体の方がないとは言えないと思います。 自分は十代もニ十代も悔いだらけの日々でした。 願った『普通』が得られなかったからです。 自分は専門学校に通っていました。 けど持病により通学が困難に…
彼はある日の午後、私にこう言った。 それは私が街で買ってきたパスタを料理して彼に昼食として差し入れたあとだった。 「ミリーはなんでそんなに僕の絵をいつも見てくれるんだい? 他の人はあんなに説明しても見向きもしないのに」 大量のキャンバスを背に…
横顔。感謝の花束。 街。 パラノイア。 山の見える風景。 秋の君。 夏の景色 以上です。ではまた!
世間では緊急事態宣言が伸びて大変な様相ですが皆さんお元気でしょうか。 平です。 最近は時間を有意義に使うのが難しく感じています。 というのも外出自粛が関わっていますので。 必然的に家でする事になります。 自分の場合は創作ですが皆さんはどんな過ご…
この間企画した小説を少し書いたので以下にアップします。 「彼の描く色(仮題)」 私は彼のひたむきな姿勢、何より素朴な人柄が好きだった。 彼はなんというかというか純粋だけど不器用で出来の悪い少年みたいな人だった。 絵かきを目指していた彼は別の仕…