2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧
残酷に流れる時を 数多の命のいななきが 奔流になってい駆け抜ける 悲鳴、怒号、祈り 数多の声が全ての大地へと響く この世界に救いはあるのか 平等など存在しない地平で 上か下かキリのない自己愛の果て 最早慈悲は哀れみになり下がる さあ穿て我が矮小な心…
足取り軽やかに 萌える草木に 季節の移ろいを感じる3月 街行く人を眺めながら 穏やかな雪解けを想う イヤホンから流れる 朗らかな音楽が ゆっくりとした時間を 珈琲の湯気みたいに 漂う用にスローに流れる 曇天の不機嫌な空も そのうち晴れて微笑むはず 某日…
自分が時々とても醜悪で滑稽で矮小ではないかと急に思うときがある。 だいたいそういう時は自分の嫌な部分を覗き込んだ時に起こる。 例えば自分が人との間に線を引いてること。 本当は自分のことを知ってもらいたい、愛してもらいたい。と言う渇望。 それに…
3月の春風めいた夜風に打たれ 静寂の中さざなみのように 音楽をイヤホンから流す 昼の喧騒は何処へやら 日差しの暖かさと共に 夜に食べられたみたいだ 真空の夜は漆黒で 街明かりはぼやけていて ピントの外れた情動的な景色 さながら日焼けした写真のよう 古…
どうしょうもないことばかりだ 偉いとか偉くないとか 強いとか弱いとか 価値があるとか価値がないとか 平等なのは時間だけとか 平等に見えて不平等とか 人が生きるのに何故 こんなにもしがらみが多いのか 人の価値だけ価値観があるのなら 人は本当に解り和え…
皆様どうも平です。 最近はb型作業所に通いながら文章を書き連ねています。 ところで、久々の対外的な文ですが近況報告があります。 2024年5月19日文学フリマ東京で平が新しい試みをします。 個人サークルの立ち上げです。 前から夢ではありましたが冬の文フ…
当然のことだが人は善人と悪人とどちらでもない普通のひとが居る。 善人の皮を被った悪人。 無自覚な悪人。 一見口うるさく優しい善人 無自覚な善人。 自分はよくも悪くも人に影響を受けてしまい感化される。 最近では善人の皮を被った悪人に遭遇し、久々に…
昏々と眠る草花 闇夜に月光 春を呼ぶ風が 漆黒を通り抜ける 斜に構えなければ 何処か飲まれそうな 危うさを夜に描く 笑うような響きで 影が襲うから 灯りに火を灯せ 黒を払え