平修(たいらおさむ)ブログ

私の作品やその他日記、統合失調症の闘病などを徒然とを書いています。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

肺を凍らす冬の夜は、 家路につく人々が行き交う。 皆家路につく頃。 私は家の明かりを横目に歩く。 長く凍える今宵に。 マッチに火を灯す少女のように、 儚い夢を羨望の眼差しで見る。 真空の闇が星を輝かせ、 月夜を彩る。 金の月。 冬の夢。

錬鉄の魂

融解する魂。 灼熱の心を鍛える。 鋼は純度を上げ、 燃え盛る火焔の中で、 荒ぶり密度を上げる。 瞬間に賭した火花が、 刹那の華のように、 咲き誇り儚く消え行く。 今叩く槌を振り上げろ。

伽藍堂

今日退職をした。 しばらく仕事の事は置いておこう。 もう一般企業に就職は無理だろうから。 リスパダールの副作用で頭痛と眠気がある。 日常生活を送るにはさほど問題ないが仕事は厳しい。 定着支援の支援機関ともこれで契約が切れる。 じわじわと伽藍堂が…

あと少しなのに足らない

どうも平です。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。 自分は今弱っています。 と言うのも念願かなって転職したもののやはり人間関係で苦しんでいます。 陽性症状はバンバン発生し、1日中陰口をたたかれているように感じる。 そんな苦行のような日々です。 スト…

詩 午前のひと時

静かな休日、 目覚めた街。 バスが走り出し、 通行人たちの声が響く。 平和な日、 この日ばかりは、 自分というものが 許容されていると感じる。 詩集に目を落とし、 仕事の事を忘れて、 茶褐色の暖かい飲料を飲めば、 素朴に還った言葉が浮かぶ。 日がさす…

近況と詩「病」

病が人を疑えと喚くと、 私は洗脳されたように目の色が変わる。 本当の自分がどの時の自分なのか。 わからずただ拷問された様に椅子に座る。 幸せは病に覆われて鯨の口のようだ。 とてつもなく大きくて光を通さない。 私は酔った足取りで人生を足掻く。 星を…

文フリ東京37を終えて

文フリ東京参加の方々大変お疲れ様でした。 我々代々木果実は今回惨敗でした。 (主に自分の担当していた表紙が原因かと) 会場は感染症流行前の賑やかさを取り戻していました。 会場でお会いできた出店者の方々。 また、文筆仲間の方。 会場でお会いできて…

障害者と言うもの

新しい仕事に転職して思った事。 やはり障害者はどこまで手厚く配慮されても「障害」のあるというある種の人種だ。 どんなに手厚く配慮されてもそれは排斥しようとする本能を知性で抑えようとしているに過ぎない。 差別はそんな簡単に消えない。 そんな事を…

FAKE

優しい嘘をついて、完全に騙しきってね。 私は全ての人を信じたいから、純粋でいたいの。 輝かしい人生に影はいらないから。 キレイな万華鏡だけ映して。 静かなフェイク。

死んでいた心

皆さんどうも平です。 最近ずっとモヤモヤしていたのですが原因がわかった気がします。 職場で能力が足らず、足を引っ張り続けていた事。 それ故に陰口を毎週言われて心を殺して耐えていたこと。 そのせいで他者の気持ちに立って発言できていない事などが理…

困難

本当に人の為を願うっていうのは、 難しいのかもしれない。 満たされないうちは、 幸せのおすそ分けはできない。 ただのエゴの様に短絡的だ。 空っぽの僕らは泣いて笑ってそれでも、 人生に負けたくなくて、 そのふるいから落とされぬ様に戦う。 誰が命じた…