新しい仕事に転職して思った事。
やはり障害者はどこまで手厚く配慮されても「障害」のあるというある種の人種だ。
どんなに手厚く配慮されてもそれは排斥しようとする本能を知性で抑えようとしているに過ぎない。
差別はそんな簡単に消えない。
そんな事を言う自分もその人種に属しながら同族である人達に正直、偏見がある。
良くも悪くも健常者も障害者も名前が分けられているという所では区別されている。
自分がトンチンカンな事を言ったり健常者に笑われたり辟易されると尚更その間にある溝を感じる。
両者とも間違いなく人間なのにそこには隔たりがある様に思える。
人間も元を正せば知恵をつけた獣に違いない。
でもだからこそ両者が手を取るという美談が理想であり必要とされる。
消えない差別の反対でそれでも抗って溝を埋めようとしている。
根深い問題と言える。