平修(たいらおさむ)ブログ

私の作品やその他日記、統合失調症の闘病などを徒然とを書いています。

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

春の終わり夏の詩

思い出の貴女よ 私の傷口よ 貴女は私に愛する事を 信じる事を教えてくれた 貴女が私に突きつけた言葉は 未だに覚えているよ 私はいつまでもあなたの 影を追い続ける 彷徨うただの亡霊だ 同じ事を繰り返しては 貴女と言う楔から解かれず 未だ縛り付けられたま…

回復と休養 近況4月の末

どうも平です。 このところ不調でしたがやっとどん底を脱しました。 街に出ると噂されているような被害妄想は起きますがウォークマンで耳を塞いだりその場をを離れるなどして回避しています。 症状の話と言うとこの間主治医から暫く仕事を休む様に言われまし…

痛覚と過去の

純粋な心を冷凍保存してはくれないか 夕焼けに流した琥珀の雫を どうか返してはくれないか 遠い昔話をして おとぎ話をして 舞う蝶々になって私を呼んで 巻き戻らない古時計の針を見て 蒼い残光になってはくれないか 傷ついた時に気づく痛みを知る

再告知文学フリマ東京38

皆様どうも平です。 この度文学フリマ東京38の詳細が決まりましたので告知します。 サークル名 平屋書店 ブース: す-68 (第二展示場 Fホール) 会場は流通センター駅から徒歩2分です。駅を出て直ぐに看板があります。 入場料は今回から1000円となりました。 …

春風の中で

今日は前回から始まったカウンセリングに行った。 自宅の最寄りから一駅、駅からもそんなに遠くない場所にある。 春の暴風と黄砂で目は痛いやら口がジャリジャリするなど不快感で一杯だった。 前回は生い立ちから病の発症、仕事の経歴などを聞かれた。 今日…

灯火

夜に泳ぐ消え入りそうな六等星 空を回り儚くも照らすように 力ない無力さを訴えている 静寂が漆黒を纏う中 ひたむきにでも確かな光を放つ まるで命の律動だ 僅かな灯りが証明しようとしている 存在の意義を それは灯火の様に

焼き付いたフィルム

暮れる群青の夕陽 飛翔する飛行機雲の尾びれ この虚しさを食らった在りし日の思い出 この心に刻み続けた傷跡の赤い太陽 人生は太陽が昇り沈む一瞬に圧縮され 焼き付いたフィルムのようだ 痛み、喜び、悲しみ、憎しみ 全てが最後の無に還るまで淡々と進む 栄…

心の声に

最近自分の内省ができなくなった。 それもそうだ、自分に正直でない上に自分自身を許さない、否定し続けている。 けっして許さない事が悪いのではないが、ありのままの自分を捉えられない。 他人の「すべき」自分の「どうありたいか」を聴きとる冷静さ、曖昧…

深淵

今日は体調の悪い中診察に行った。 よりによって暴風雨で傘がひっくり返ったり飛ばされそうになってずぶ濡れになった。 お陰で寒くなって心細くなった。 診察では主治医が自分に向け「働いてない、と言う事を負い目に感じてる様ですね」と言われた。 それも…

物語

いつかきっとのおとぎ話は 風に運ばれ消え去った 残った塵を詩にして 宵の淵で酔えない酒を呑む 詩人は過去を後悔すれど 迷いの未来に目が行かず 夜の街の冷たさに素朴な感想をもらす そんな街の何処かで誰かの 涙の宝石は生まれる 鈍痛に息を殺し 自分すら…

春の息吹

満開の桜並び立つ 春は蒼天の響き 散りゆく哀愁の宿命(さだめ)でも 花咲く萌える明るい季節 温かい風が運ぶのは 忘れたあの日の懐かしさ 甘酸っぱいさくらんぼの味 散り際の命の輝きこそ 艶やかな春の花としてふさわしい とある4月の昼下がりは いつかの残…

4月雨の日

雨降り4月曇天の空 車が通るたび聞こえる水を弾く音 夕方の薄暗い部屋の中でただ文を書く 外では桜は中途半端に花開き まるで春になるのを躊躇うようだ 人々はそんな羞恥を表している 花には関心がない ただ妙だと口にするだけ 雨粒が花を叩いて飛び散る 少…

近況、新年度になり

皆様どうも平です。 新年度、体調を崩しやすい季節ですが皆様如何お過ごしでしょうか。 大概の方が具合悪い中、自分もこの春の気候の変動に例外なくやられています。 B型の通所も月2回ほどまで減少。 どうにもならない状態です。 しかしながら一つ嬉しいこと…