2024-04-14 焼き付いたフィルム 暮れる群青の夕陽 飛翔する飛行機雲の尾びれ この虚しさを食らった在りし日の思い出 この心に刻み続けた傷跡の赤い太陽 人生は太陽が昇り沈む一瞬に圧縮され 焼き付いたフィルムのようだ 痛み、喜び、悲しみ、憎しみ 全てが最後の無に還るまで淡々と進む 栄光は衰退になりやがて夜が来る その日々を焼き付けて未来に運ぶ そんな私が生きた証だから