2020-07-23 真空パック また詩を書きます。 心が動いた情景を真空パックする。 料理のように鮮やかな彩りをあせさせないために。 さあ、鮮度のおちないうちに頬張って。 ちょっと塩辛いのはどこからか出た塩水の味さ。 気にしないで新鮮なうちに、ね? 荒ぶる激情も、静かな情動もみんな詰めてあるから。 嫌わずに開けてみて 腐らないうちに開けてみて 変わった品だけど素敵なパッケージだから 今日は夏の青をパックしたよ。 きっとソーダの味がする。