平修(たいらおさむ)ブログ

私の作品やその他日記、統合失調症の闘病などを徒然とを書いています。

詩 灯火と花

死んだ心が息を吹き返す、それは花が芽吹くよう。

 

逆に心が死んでいく様は鬱々とした花が散る様であり。

 

くちていく儚さが、美しさは太陽の輝きにも等しい陰の輝き。

 

眠れないこの夜に枯れ掛かった花瓶の花を眺め。

 

煌々としたランプの明かりでそれを照らす。

 

全ては終わりがあるから美しい。

 

光があり陰があるから互いが際立つ。

 

私は後者だが、光は疎ましくない。

 

互いあってのもの。

 

今宵の月の下、灯火と華の間に私は居る。