2023-01-20 堕天 墜ちる病 どいつもこいつも気に食わない 自尊と慢心に塗れた自分は汚い どうにも食えぬこの世の中 光は見えてきたのにまだ手は届かない 素朴に還って詩を書けば 憐憫の目で聴衆は喝采する 泥を吐く気持ちで実際血反吐を吐くのに この痛みは報われないままだ。 病んでばかりの僕らは詩を書く 夜明けはまだか