2021-10-16 詩 喫茶店の一時は しとしと降る雨 静かな秋雨 ガラスに伝う露が のどかな午後に滴る日 こんな日は温かいコーヒーを頼んで こんな日だからこその自由を満喫する 曇天の雨雲が覆う空は どことなく憂鬱だけど そのうち晴れになるだろうと うっすらした希望で外を眺む スローなジャズが流れる喫茶店で 静かな時を送るのだ