2023-05-28 道標 数多の輝き、詩の示す道 歩いてきた轍(わだち)をそっと振り返る 裸足で踏み馴らした青草が作り出す 緑の線が美しくて 命は尊いと優しく教えてくれる 右にも左にも行けた方向を なりふり構わず前へと進んだ、とある日に 泣いて走り抜けた暗い夜道も全て糧(かて)になり いまこの先を切り拓く 人の一生は奇なもので 行く先はあてもなく さあ風に乗ってゆこう 苦しみも喜びもないまぜの この先へ、踏み出せ星の道導にしたがって