秒針は沈黙に時を刻み 窓枠の月が虚無を象る あれやこれやの苦悩も逡巡も今となればただの彷徨の過程だ。 受け入れられない時だけが首を絞める 晴れ晴れした夜空も憎ましく。 ただひたすら私は惑う。 明日の夜明けは霧がかるだろうか。
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