2021-01-20 詩 彷徨 秒針は沈黙に時を刻み 窓枠の月が虚無を象る あれやこれやの苦悩も逡巡も今となればただの彷徨の過程だ。 受け入れられない時だけが首を絞める 晴れ晴れした夜空も憎ましく。 ただひたすら私は惑う。 明日の夜明けは霧がかるだろうか。